今日はロードスターのアライメント作業をご紹介します！

例によって調整数は10カ所・・・フル調整です。

運転していてリアの動きが気になるということで、早速調整前の数値を見ていきましょう↓

右リアのトーインが強めなのが違和感の原因でしょうか。

キャンバー、キャスターは割と揃っていますが基準値の真ん中に微調整していきます。

NCロードスターのキャスター調整カムは横方向に付いており動かすとアームは横方向に動きますが

キャンバー側の取付部を軸にホイール、タイヤは前後方向に動きます。

つまり・・・

このようにブレーキを踏んでホイールが回転しないようロックしておかないと前後方向に動かした際に

ホイールが回ってしまい実際の角度とテスター上の角度に大きな誤差が出てしまいミスアライメントに繋がります。

調子の良い車はテスター上の数値が揃ったとき、調整カムの位置も左右対称である場合が殆どです。(事故してなければ;)

このロードスターの場合は非常に綺麗に揃っていたのでサスペンションメンバーのセンターもバッチリ揃っているようです。

ちなみに私のRX-8もここ数年サーキットでドリフトし放題でしたが同じように揃っております(^^)

調整後の数値もスゴク良い！(・∀・)

国産車としてはキャンバー角が強めに設定されており、走るのが楽しそうな感じがします。

何より全ての項目が調整できるので調整後の達成感が素晴らしいです(笑)

リアの数値がバッチリ揃っているお陰か、直進安定性バツグンでハンドル操作にストレスを全く感じない車になっていました。

長年アライメント調整をしてない方、足回りを分解整備したり車高の上げ下げをした方、是非一度アライメント調整をしましょう！