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タイヤ市場
奮闘日記
バロータイヤ市場正木店

2020.03.13

車の骨盤矯正!!「アライメント調整」とは!?


こんにちは(^^) 担当 豊田です。



皆さん体の調子はどうですか?体に痛みや疲れを感じたら整体にいきませんか?


人も体をメンテナンスするように愛車も時々、メンテナンスをしてあげる必要があるのです。



それが、アライメント調整」と呼ばれる作業です。※人で例えると骨盤矯正のようなものです。



タイヤ交換される時「一緒にどうですか?」と勧めてくるお店もあります。当店もタイヤ交換時状態を確認してアライメント調整が必要な場合はお声をかけさせて頂いています。


ただ、大抵の人は作業料金の高さにパスをすることが多いのですが、はたして、一体どのような効果があるのでしょうか。今回はメリット・当店作業工賃を分かりやすくご説明します。



○アライメント調整とは?


アライメントとは、タイヤの接地面に対する角度を決めているものです。チェック項目は主に、キャンバー、キャスター、トーの3種類があります。これらの理想的な角度が自動車を運転しやすく、そして安定した走りを提供してくれるのです。


これらは、ある程度自動車を運転していると、縁石を乗り上げた、段差を走行した、何年も使用している等様々な理由で微妙に狂ってくる時がどうしてもやってきます。どんなに「安全運転、車を大切」にしていたとしても同様です。


また、ごくまれに車検時に「サイドスリップの検査を通しているから、アライメント作業なんて必要ない」という方がいらっしゃいます。ただ、サイドスリップとアライメント調整は違います。


※サイドスリップ検査はあくまで右前1本を車検通る程度にしか修正しません。アライメント調整は前後4本のデータをしっかり取って調整します。


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↑ 計測するための台座装置



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↑ アライメントを計測する装置




○アライメントが狂っているかな?と疑うべき症状


個人差はありますが、このような症状が出てきたらアライメント調整を検討するといいでしょう。


・タイヤの空気圧が正常なのに偏摩耗(片減り)を起こす


・タイヤがフェザーエッジ磨耗を起こす(※)


・車の横揺れがひどくなってきた


・縁石に強く乗り上げてしまった


※フェザーエッジ摩耗...タイヤのブロック部分(断面の部分)が羽状に(のこぎりの歯のように)浮き出てしまう症状のことです。普通に摩耗したときとは見た目が全然違うので、すぐに分かります。


では、それぞれの角度について説明していきます。


○キャンバーについて


キャンバーとは、自動車を前から見たときに見えるタイヤの角度、つまり、接地面とどのように触れるようにするかを決定するものです。通常は上開き(逆のハの字)気味に設定されていることが多くなっています。ホイールが下開きになるとハンドルが重くなり、運転もしづらくなります。


適度な角度を保つことで、運転がしやすいほか、タイヤの偏摩耗を防止してくれるのです。この角度が極端すぎることで、道路との接地面が少なくなってしまいます。また、極端にタイヤが出てしまっているものは車検を通すことができませんので注意が必要です。


何度空気圧やタイヤローテーションをしても改善しない人は、一度アライメント調整を受けてみるといいでしょう。


○キャスターについて(当店ではキャスターは調整致しません。)


キャスターとは、ホイールの横揺れを防ぐためにある角度のことです。主にハンドルを切った際に、何もしないでも自然とタイヤを直進方向へ戻そうとする働きを担っています。このキャスターの角度が適切でないと、タイヤは横滑りを起こしやすくなってしまいます。


横滑りをした際にできるフェザーエッジ摩耗がひとつのサインです。また、キャスターの角度が不適切だと、ハンドルを元に戻す操作がしんどくなり、安全運転に支障が出てしまいますので注意しましょう。また、車体の横揺れが大きくなることで、乗り心地にも影響があります。


○トーについて


トーとは、「つま先」のことをあらわします。通常のキャンバー設定である逆ハの字の場合、タイヤは自然と外側に開こうとするチカラがかかります。外側に開いてしまうとまっすぐに走ることが難しくなってしまうため、車種別にちょうどいい内股状態の角度がセットされているのです。


正常なタイヤがまっすぐ向いていれば、直進走行しやすくなり、運転中にしょっちゅうハンドルを微調整する必要はありません。しかし、このバランスが悪いと左右に振られやすくなり、運転しづらいばかりかフェザーエッジ摩耗を起こしてしまうことがあるのです。


○私は運転がうまいから平気...?


アライメント調整の作業は、お店によって異なり1万円~3万円以上はかかります。軽い修理のようなレベルであり、これを嫌がる人が多いのも事実です。「自分は運転に自信があり、この車の状態に慣れている」「故障じゃないんでしょ?」「そもそも必要ない」そんな声がよくあります。


確かに、アライメント調整はタイヤがボディからはみ出ていない限り、車検における強制の調整項目ではありません。そのままでも走ろうと思えば走れます。よほど気をつけて運転をしていれば大丈夫...その気持ちも分からないわけではありませんが...。


しかし、タイヤの片減りによる異常摩耗でインジケーターが見えていれば車検は通りません。一部がすり減ってしまったばかりに、タイヤを買い換えるというのは大変もったいないです。


また、横揺れが激しかったり、ハンドルを元に戻すのが大変だったりする車は乗り心地が悪いだけでなく、運転手への負担も大きくなります。高速道路でスピードを出している時などにこの症状が出てしまうと、大事故につながる可能性もあるのです。


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↑ 正確なアライメントの計測(3Dのテスターを導入しています。)



○安心・安全のためにも気になったら一度チェックしてみましょう!


タイヤは人間で言えば「靴」のようなものです。私たちは靴があるから安全に道を歩くことができます。それと同じで、タイヤは自動車が道路を安全に走行するうえで、とても重要なものなのです。


タイヤのあらゆる角度がおかしい...これは、人間で言う骨盤の歪みと同じです。骨盤がゆがんでいると、地味ではありますが体のいろいろな部位へ支障をきたします。この地味な支障がいずれは大きな体調不良に繋がるのと同じで、自動車では「安全」という一番大切なものが失われてしまう可能性があるのです。


アライメント調整は予約が必要な場合もありますが、何も問題がなければお時間もそんなにかからず測定、調整を終えて戻ってきます。極端に調子が悪かった場合、明らかな改善が見られることもあるでしょう。(作業時間は状況によりますが30分から2時間ほど頂いています。)


あまりに前と様子が違うようであれば、一度タイヤの点検・測定をお勧めします。


何かとメンテナンスや修理に費用と時間がかかる自動車ですが、ちょっとしたことを安く済むうちに作業をすることで、大きな出費を防げます。自動車に乗るにあたり、乗り心地や安全性は重要な要素です。


少しでもおかしいな?と思ったら、バロータイヤ市場 正木店にご来店ください。


測定のみの作業でも構いません。測定後、あまりにも調整幅の数値が酷い場合はご相談後、調整作業をいたします。


【当店 アライメント作業 工賃表】


測定・調整料込の工賃


・軽自動車・・・¥11,000円(税込)


・乗用車以上・・¥13,200円(税込)


※測定のみ¥4,400円(税込)になります。 


  一部調整ができない車種もあります。



アライメント調整のご予約・その他お問い合わせは


ホームセンターバロー正木店 058-295-3571まで(時間AM9:00~PM20:00)


お気軽にお問い合わせください。



業時間:AM9:00~PM20:00まで


ピット受付時間AM9:00~PM19:00まで