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タイヤの知識

01タイヤの点検と交換時期

空気圧のチェック 空気圧の過不足はタイヤの損傷の原因となります。

空気圧の不足

  • 運転しにくく不安定になります。
  • タイヤの負荷能力の低下
  • タイヤ各部の動きが大きくなる→異常発熱→コードやゴムの劣化
    ※ゴムの劣化=はく離(セパレーション)、コード切れ(C.B.U)
  • ビード部がホイールから外れやすくなる。
  • トレッドの両肩部が摩耗(偏摩耗)、段差摩耗が発生しやすい。
  • タイヤの転がり抵抗による燃費の低下

空気圧の過多

  • タイヤのコードにより強い力が内部から加わるため、緩和能力が低下する。
  • 衝撃傷、切り傷を受けやすくなる。
  • タイヤのセンター部分の摩耗が早くなりやすい(偏摩耗)。
  • 乗り心地が硬くなり、跳ねる感じがします。

適正に空気圧の管理

  • 空気圧の点検は、走行前の冷えているときに行います(最低1か月に1度)。
  • 走行中は発熱により高くなりますが、空気を抜かないでください。冷えると空気圧は戻ります。
  • スペアタイヤも確認しましょう。

窒素ガスのお奨め

  • 窒素ガスは空気に比べて空気が抜けにくいのでお勧めします。

タイヤのバルブも同時に交換

  • タイヤと同じように、ゴム素材でできているチューブレスバルブも劣化が進みます。タイヤ交換と同時の交換がお勧めです。

残り溝の確認 スリップサインをチェック

  • スリップサインが1箇所でもでたら使用してはいけないことが法律で定められています。
  • 「道路運送車両の保安基準」三角マークがスリップサインの表示マークです。タイヤ側面に4か所以上あります。乗用車タイヤの場合、1.6ミリです。
  • 溝が浅くなると、雨の日、水たまりなど排水・拭水性が悪くなりスリップやハイドロプレーニングを起こしやすく危険です。
  • スリップサインが露出する前に新品タイヤに交換しましょう。
  • タイヤの摩耗が進むにつれて、雨の日など運転していてヒヤッとした時など、タイヤの溝を見てみましょう。タイヤの内側のスリップサインが見えていたり、ツルツルになっていたりするものです。

傷やひび割れの確認 サイドウォールの膨らみ

  • タイヤに亀裂、釘、金属片、ガラスなどが刺さっていたり、そのキズ痕。また溝への異物噛み込み、ひび割れ、サイドウォールのひび割れを確認します。以上を見つけた時はタイヤ販売店に相談し適切に処理してください。
  • サイドウォールの一部に盛り上がったような膨らみがあった場合、空気を保持しているコードの一部が切れている可能性があり危険です。タイヤ販売店に相談し適切に処理してください。

位置交換(ローテーション)は偏摩耗防止のため

  • タイヤは車種や装着位置により、摩耗が違います。ローテーションを行うと摩耗が均一になり偏摩耗の発生を防ぎます。

ホイールバランスの調整

  • ハンドルの振れ、異常振動、振動を伴う操縦の不安定とか偏摩耗があった場合、タイヤ販売店でバランスを取り直し等行ってください。

タイヤの保管上の注意

  • 直射日光を避ける。直射日光はゴムを劣化させます。
  • タイヤ内部に水などはいらないようにします。入った場合はすぐにふき取ってください。コード切れ、はく離などを招きます。多湿な場所は保管は不向きです。
  • 油類、ストーブなどの熱、火花から遠ざけてください。ゴムを劣化・変質させる原因となります。高温な場所は保管に不向きです。
  • ホイールセットのタイヤの場合空気圧を半分くらいにすることで、タイヤの構成部品の変質・劣化の進行を遅らせます。
  • 屋外保管ではタイヤ収納カバーをお勧めします。

02タイヤサイズの表示場所 タイヤサイズの調べ方

装着タイヤを確認する方法

調べたいタイヤの横の部分に表記してある部分をメモしましょう。また、前後でサイズなり、タイヤ強度が異なる場合もありますので、すべてのタイヤを、メモと照合することをお勧めします。

ラベルで確認する方法

運転席側のドアを開けるとタイヤサイズと空気圧を表示したラベルがあるものです。これには、複数のタイヤサイズが表示してある場合があります。現在装着のタイヤサイズから変更したい場合の参考になります。

03タイヤを新しくお選びになるときメーカー指定/インチアップ

自動車メーカーの指定した標準タイヤ・オプションタイヤを新調する

性能面でも要求があると思います。

  • しっかりしたタイヤがほしい。ふらつくのは嫌いだ。
  • 静かなタイヤ欲しい。ロードノイズを下げたい。
  • 燃費を今よりも改善したい。
  • 安いタイヤが欲しい。
  • かっこいいタイヤとホイールが欲しい。
  • 距離を走るので長持ちするタイヤを探している。

サイズを変更したいときは「インチアップ」

タイヤの外径をそのままにホイールの径を大きくすることです。一般的にインチアップをするとタイヤ幅は広くなり(偏平率が下がり)、空気圧の設定は高くなります。

メリットタイヤの変形量が少なくなる

  • 操縦安定性が向上する
  • コーナリングでの安定感が増す
  • ブレーキング性能が向上する

メリットリム径が大きくなる

  • ホイールのデザインが引き立つ

デメリットタイヤの変形量が少なくなる

  • クッションが薄くなり、乗り心地が硬くなる

デメリットタイヤ幅が広くなる

  • 走行音は大きめになる。

デメリット一般的に高価になります。

インチアップを変更するときの注意点

  • ロードインデックスが標準タイヤに対して下回らないこと。 そのためにEXTRA LOAD、REINFORCEDの商品を選択することがあります。
  • タイヤの外径は基本変えない。スピードメーター誤差/車体への干渉。
  • タイヤの総幅は、車体に干渉しない、はみ出さない範囲で。
  • 空気圧管理をまめにしましょう。サイドウォールが薄いと見た目で空気圧が減少しているのがわかりにくくなります。

04自動車用タイヤサイズの呼び方ISO方式/従来型/Tタイプ応急用

05ロードインデックス(LI)タイヤの負荷能力

ロードインデックスはタイヤの負荷能力を示す指数です。日本の規格(JATMA)以外にヨーロッパの規格(ETRTO)、アメリカの規格(TRA)などがあります。 EXTRA LOAD、REINFORCEDの規格は、ETRTOが適用されます。 空気圧と負荷能力の関係はタイヤのサイズにより変わります。注意が必要です。

ロードインデックス(LI)JATMA規格 抜粋
LI 負荷能力
[kg]
LI 負荷能力
[kg]
LI 負荷能力
[kg]
LI 負荷能力
[kg]
60 250 77 412 94 670 111 1090
61 257 78 425 95 690 112 1120
62 265 79 437 96 710 113 1150
63 272 80 450 97 730 114 1180
64 280 81 462 98 750 115 1215
65 290 82 475 99 775 116 1250
66 300 83 487 100 800 117 1285
67 307 84 500 101 825 118 1320
68 315 85 515 102 850 119 1360
69 325 86 530 103 875 120 1400
70 335 87 545 104 900 121 1450
71 345 88 560 105 925 122 1500
72 355 89 580 106 950 123 1550
73 365 90 600 107 975 124 1600
74 375 91 615 108 1000 125 1650
75 387 92 630 109 1030 126 1700
76 400 93 650 110 1060 127 1750

06タイヤの4大機能+車両性能&環境問題への対応

タイヤの4大機能

  1. 自動車の
    質量を支える
    負荷荷重性能
  2. 駆動力・制動力を
    路面に伝える
    けん引・ブレーキ性能
  3. 路面の凹凸などの
    衝撃を緩和する
    乗り心地性能
  4. 自動車の
    方向を維持・転換する
    操縦安定性能

車両性能&環境問題への対応

07U.T.Q.G.規格Uniform Tyre Quality Grading:統一タイヤ品質格付け

米国の陸運局が義務付けているタイヤの性能表示です。米国で流通する全てのタイヤは、表示を義務付けられており、消費者への情報開示の道具の一つとなっています 日本で流通している商品も、米国の輸出に回る商品は、記載されています。

タイヤのどこに
表示されていますか?


UTQG表示されている商品の場合、タイヤを横から見ていただきますと、上の画像のような表示(赤テープの上)が明記されています。

TREADWEARとは?

摩耗指数を示し、数値が高いほど、摩耗しにくいタイヤとなります。日本のメーカーのタイヤも輸出されているタイヤには表記があります。

TRACTIONとは?

4段階の基準があり、AA>A>B>Cのランクとなっています。 主に、雨の日のグリップの性能を表す数値で、A以上は国産タイヤに匹敵する安心レベルといえます。

TEMPERATUREとは?

耐久性を示すグレーディング。ドラムテストで、どの温度までタイヤがバーストせずに耐えられるかを計測してグレーディングしています。ランクはA>B>Cの3段階あり、Aが一番放熱性に優れたタイヤとなっています。

UTQGリスト
メーカー 銘柄 TREADWEAR TRACTION TEMPERTURE
NANKANG N-810
RX-615 540 A A
CX-668 440 A A
AS-1 340 A A
NS-2 480 A A
NS-20 240 AA A
XR-611 520 A A
EA-603 520 A A
SUNITRAC FOCUS F4000 400 A A
FOCUS F9000 400 A A
GT RADIAL CHAMPIRO VP-1 420 A B
CHAMPIRO UHP-1 280 AA A
JINYU YH11 360 A A
YH12 400 A A
YU61 280 A A
YS71 480 A AorB
BLACKLION BU66 420 A A
FALKEN FK452 300 AA A
FK453 300 AA A
ZE912 360-AA-A or 480-A-A
Firestone FR10
MICHELIN ENERGY XM1 320 A A
SAVER・SAVER + 400 A A
PRIMACY HP 240 A A
PRIMACY LC 280 A A
PRIMACY3 240 A A
PRIMACY3 ST 340 A A
LATITUDE Tour HP 440 A A
LATITUDE Tour 600 A A
Pilot Sport 3 320 AA A
PIRELLI Cinturato P1 420 A A
Cinturato P4 420 A A
P6 260 AA A
Cinturato P7 260 AA A
SCORPION STR 520 A A
SCORPION VERDE 400 AA A
P7000 260 AA A
DRAGON(215/45R17) 260 AA A
P ZERO 220 AA A
ROSSO 220 AA A
NERO as 400 AA A
KUMHO ECSTA SPT KU31 340 AA A
ECSTA HM KH31 340 AA A
GRIPMAX STATURE H/T 320 A A
UNIGRIP SPORTAGE 340 A A
MILEAGE 400 A A
VANTAGE 400 A A
KENDA KOMET PLUS KR23 320 A A
KOMET PLUS KR23A 400 A A
ALL ROAD A201 320 A A
A203 320 A A
A603 280 A A
A605(DRB_RH65同) 380 A A
A607 320 A A
A608 380 A A
A609 360 A A
A702 420 A A
BRIDGESTONE POTENZA RE760 340 A A
POTENZA S002 Adrenalin 220 A A
WINRUN R380 420 A A
R330 420 A A
Continental Extreme Contact DW 340 AA A
HANKOOK VENTUS V12 Evo 280 AA A
KINGSTAR SK10 400 A A
SK70 420 A A